ミリオンカップ振り返り
配信のロイミラーは本当にごめんなさい!!!
えー、、、改めまして。
ALT環境最後の大型大会となるJCGミリオンカップに出場しました。
結果は予選グループC優勝、決勝トーナメント3位タイ。
初実績&初マネー&初配信と、初物ずくめのいい経験になりました。
新カード情報ろくに見ずに練度上げした甲斐があったってもんよ。
普段から語りたがりなので痛いかもしれませんが今回は大目に見てくれると嬉しいです。
使用した構築
ミッドレンジロイヤル
予選T 8-1
決勝T 1-2
炎獅子の大将軍
1枚出ればミラー必勝。ピンだと引いた瞬間ただのハンデスになって逆に不利になる上、構築段階でアイテールからレイサム確定サーチができないという事実は変わらないため、入れるなら2枚からだと思います。
7アイテールが動きとして弱く(7tは使徒を使いたいことが多い)、8レイサムからロングゲームしたい対面が少ないこともあり、レイサムサーチの阻害は大きなデメリットではないと判断。ミラーのロングゲームのみを見て採用しました。ミラー以外では死に札くらいに捉えています。変に直接召喚を意識してプレイが歪むとだいたい負けるので、回し方はテンプレのミッドレンジロイヤルと同じです。
ロイミラーはロングゲームになるまでがプレイゲーだと思っていて、そこからはトップの強さで勝負が決まってしまうことも多々あったので、今回のような一発勝負でミラーを絶対落とせないと考えると、こういう形で差を出した方がいいと思いました。多少の下手なら直接召喚一発でひっくり返るのも大きなポイントです。(なお多少では済まない下手をする模様)
壁打ちでは先9で出陣できたりもしたのですが、大会では意外にもミラーが少なくアグロプランを取るゲームばかりで、全体通して直接召喚ゼロとあまりいいところなく終わってしまいました。
白と黒の決闘
ドラゴン・ネメシスといったアグロプランを通したい対面が環境に多く、1ターン目が暇なターンではなくなったことから1枚削りました。ウィッチ対面では非常に重要なカードでミラーでも強いため、全抜きは考えませんでした。
前線の城壁
大将軍と相性が良いと思いしばらく入れていましたが、五面使えなくなるのでカウントの進みがそこまで変わらないことに気付き不採用になりました。
聖獅子ビショップ
予選T 8-0
決勝T 1-0
アサルトプリースト
ちなみに後4聖獣を一番嫌な形で返せるのはヴェインなんだけど(盤面放棄してリオード顔進化もかなり嫌ではある)、そこにアサルトプリーストが刺さるとほぼゲーム終了なので聖獣型にはアサプリ2枚しっかり積んでおきたいかなってのが自分の構築段階での考え
— たたみ (@tatami_pad) 2019年3月10日
他にも後4救済や守護裏ポセイドンの処理といった聖獅子の苦手なことを全部こなせるカードなので、今の環境では2枚積むのが好みです。
愚神礼賛
過去記事で載せた聖獣獅子からは抜いていたカード。プロリーグでDNGのSpiciesプロが3枚採用しており、ミルプロの振り返り配信を聞いて認識を改め採用しました。
アサプリもそうですが、強くて山が掘れるカードは偉い。
安息の狂信者
決勝トーナメント直前にデッキ公開制と知ってあわてて検討したカード。そういう情報は事前に確認しておこうね
あまり使ったことがないため結局採用しませんでしたが、ロイヤル対面や聖獣獅子ミラーでは存在自体がプレッシャーになるため、公開制では入れ得かもしれません。
熾天使の剣
ランクマッチ対面にミラーでクソほど打たれましたが、神殿を割られたおかげで盤面が広くなりヘクターのバリューが上がって勝ち、みたいなゲームが多くて評価を落としました。
ネメシスの加速装置には出されたターンに十分な仕事をされている場合が多く手遅れで、他の環境デッキにもあまり刺さらないので、最近はずっと0枚で回しています。
持ち込み意図
リーダー選択から悟られない程度のロイヤル2タテ構成です。決勝Tはデッキ公開制だったのでロイメタロイの意味なくなりましたが意地で続投しました。
まずロイヤルは明確に不利な対面がなく(聖獅子とマナリアには分が悪いが相手次第な部分が大きい)、ゲームにならないほど事故ることもほぼないので早々に確定。ミラーガン寄せの大将軍採用を決めてからは相方を模索し、自分の練度と事故率の低さを考えて聖獅子を握ることに決めました。
テンポドラも有力候補だったのですが、テンプレ構築から触ってみるも思ったよりロイヤルに勝てない上にAFネメや聖獅子に抜かれることが多く、何より託宣が引けない(引いたら引いたでマナ飛ばす)ストレスが大きくて没に。
マナリアは事故ったら終わりなので一発勝負で使うのは怖くてやめました。
大会レポ
予選T
1回戦 ロイヤル・ドラゴン(天翔入りテンポ)
B-D 先〇
R-D 後〇
2回戦 ロイヤル(ミッド)・ネメシス(ティル入りAF)
R-R 後〇
B-Nm 後〇
3回戦 ロイヤル・ドラゴン(テンポ)
B-D 後〇
R-D 先〇
4回戦 ドラゴン(たぶんテンポ)・ネメシス(リーシェナ)
R-D 先〇
B-Nm 先〇
5回戦 ウィッチ(マナリア)・ネメシス(AF)
R-W 後×
R-Nm 後〇
B-Nm 後〇
進化全部吐かせて4/5救済の裏に隠したら成功。仮に処理されてもメイシアプランはなく結晶を進めきれそうな手札だったので、ほぼノーリスクということでチャレンジしました。
6回戦 ロイヤル・ウィッチ(マナリア)
B-W 先〇
R-W 先〇
準決勝 ロイヤル・ドラゴン(テンポ)
B-D 先〇
R-D 先〇
予選で一番悩んだ場面。使徒1点顔(剣)、剣守護当て(アイラに2点)、リオード裏でエンドしました。
返しガルミ信者の50%をかわして剣ランスロット進化で勝利。合ってたかもしれないし、もっといい択あったかもしれないけど、思いつかないので貼ります。誰か教えて。
決勝 ビショップ(聖獣獅子)・ウィッチ(秘術)
B-B 先〇
R-W 後〇
ここまでの流れ:自分全キープ相手1キープ→先1救済A→後1砂時計→先2結晶→後2忌むべき→先3紡ぎ手→後3砂時計E→先4結晶結晶→後4聖獣進化
スイング4/2当て、結晶(4/4)、銅獅子進化顔面しました。
後3でスイング持ってないのが透けたので、結晶プラン完遂を近づけるため強気の攻め。アサプリが一番嫌な裏目ですが、結晶カウントで大きくリードしていることと、ヘクターを2枚持っていて聖獣プランをほぼ否定できるので、負けに直結する裏目ではないと考えました。返しが聖獣2体当たり、紡ぎ手結晶進化相討ちと弱い動きだったため、無事に結晶進めきって勝利。
聖獅子は進化権が大事なデッキではありますが、顔進化をケチると捲られることもあるので判断が難しいです。
決勝T
1回戦 ビショップ(純聖獅子)・ウィッチ(マナリア)
B-B 後〇
R-B 先〇
ヘクターメンコ開幕。ここで顔8点確定したため勝利を確信。
基本ヘクターは後投げ有利なので、相手が先に投げざるをえない展開にすることができて良かったです。
盤面がグロ画像になりましたが、前のターンに我慢して使徒を引き込んでいたのが大きく、3枚目の使徒を引く運もありギリギリで耐え。簒奪の使徒とかいうカード強すぎ。
2+1+2+3=7という致命的すぎる計算ミスをしてリーサルに気付かないたたみ。ナイト当て、ヴェインランスロット、ディオネA2という別解を捻り出しなんとか勝利。
このへんから緊張で手の震えがすごいことになってました。
準決勝(配信) ロイヤル(城壁入りミッド)・ネメシス(ティル入りAF)
R-R 後×
R-Nm 先×
後でちゃんと報告しますが先にひとつだけ、先陣進化だけはマジでありえなかった本当にごめんなさい
— たたみ (@tatami_pad) 2019年3月24日
マリガンから、後手オースレス単キ。
デッキに6枚入っているカードなので返して強気にアイテール使徒を探しに行ってもよいところですが、後2でもっとも裏目がないムーブがオースレスなので安定志向でキープしました。ロイミラーは手札が軽いほうが負けると思っているのでクイブレは持ちません。
先陣見えてたので上から踏まれないようにしただけ。ここではドラゴンナイツ切らせれば及第点で使徒切ってくれたら最高。幸い大将軍も引いていないので、2パスのリード守りながら進化吐かせてロングゲームすれば絶対に勝つゲームだと考えてました。
ターン回ってきたあたりでふと「手札だけで打点足りてんじゃね?」ということに気付きます。当初の予定はナイト当てヴェイン進化でしたが、検討してみると黒セリア択が裏目もあまりなさそうでいかにも良く見えました。
しかも相手は2パスしていたため重いカードを多く引き込んでいると予想でき(クイブレが重なってるなんて誰が予想できようか)、ノータイムで先3アイテールだったことを思い出し(本来先攻のアイテールは使徒サーチに使いたいはず)、これらのことからハンドの使徒の枚数で負けている可能性が高いと考えました。ロングゲームしても負けるかもしれない。大将軍を1枚引いてしまったこともその考えに拍車をかけました。結果、有利状況から負けたくない思いとロングゲームに対する不安から、体力も精神力も削られる持久戦を捨てて楽に勝ちに行く甘い誘惑に、私は乗りました。
ちなみに個人的には、ここの択はミスではなく分岐に過ぎなかったと捉えています。
クイブレクイブレは完全に頭になくてガッツリ裏目になったし、1/2当てヴェインからロングゲームするのが流れ的にも構築的にも正しかったけど、結果論7tトップクイブレだったためちゃんと顔面全力してたら点数足りてたので、本当に良くなかったのは6tのバグ
— たたみ (@tatami_pad) 2019年3月24日
もう完全にパニックで頭真っ白でした。
冷静に考えれば、次の使徒から首飾りを引けば勝ち、トップから疾走札をもう1枚引いても勝ちなので、守護は割り切ってランスロット進化+ナイト一択。使徒進化ヴェイン処理択は返しの使徒が受からなくて負けなので0点、ということはゲーム中かろうじて理解していました。
なんだこの択は……手汗で隣のカードが飛んでったことにしておくか……
返しの使徒が受からない上にヴェインが取れてない。-100点。
前のターン顔詰めていれば勝ってたことに気付き絶句。
ここもほぼ負けではあるが実はまだワンチャンス作れた場面で、ランスロット+クイブレで4点詰めておくと、相手が奇跡的に何も持っていなかった場合トップセリアorドラゴンナイツでリーサルが取れます。
皮肉なことに首飾りも引けました。そして再びの謎択により見事ドラゴンナイツの受けがなくなりました。
ミルプロ、解説戸惑わせて申し訳ない……
さすがにショックが大きすぎてAFネメシス戦は「記憶にございません」状態で気付いたら終わってました。なので説明できることがほとんどありません。メンタル弱すぎ。
マリガン先手ワルツキープ、自分でも意味わからないんですが多分ランクマッチの癖が出たんだと思います(リーシェナそこそこいるのでネメ対面ワルツはとりあえずキープしてました)。ミルプロが解説でフォロー入れてくれてましたが、AF対面ワルツ全然評価してません。当たり前ですが、1コス、オースレス、リオード全力です。後付けの知ったかぶりとかじゃなくて本当に分かってたのにできなかった。
ロイAFは先手なら8:2レベルの有利マッチだと思ってるので落とせない試合でしたが、しっかり2パスという形で咎められて負けました。シャドウバースは甘くない。
パスして盤面ロックも考えたんですが顔もたないと思って日和りました。侵略かなり雑に切ってきたことから当然2枚目を考えるべきでしたが全然頭回ってなかった。パスから7使徒で盤面返せばまだチャンスあった気がします。
最後は共鳴調整でメイシア見えたので投了意思の大将軍。今大会唯一の出番がこんなところでごめんな。
もしかしたら遅延に見えて不快だった方がいるかもしれませんが、あの苦しい数十秒は私にとって必要な時間だったので許してください。
まとめ
配信では醜態を晒しましたが、ここまで来られるなんて思ってなかった(そもそもリザーバーだったのでどうせ0没だと思っていた)ので、未練も後悔もありますが、結果が出せたことは嬉しく思います。
大会終わった後の「調整してくれたチームのみんなありがとう!」的なツイート俺もやりたいんだけど、一番デッキ回した相手エリカ超級3なんだけどどうすればいい?
— たたみ (@tatami_pad) 2019年3月23日
こんなネタ(実話)を書くくらい調整相手がいない中、ルムマ誘ってくれたNovさん(@no_55xx)には本当に感謝しています。ロイ2タテ構成にボコボコにされた経験は予選後半のマナリア対面ですごく生きました。
ALT環境、はじめからおわりまで濃密な3ヶ月でした。
RAGE出られないからって腐らずにロイヤルと向き合って良かった。
知名度ないからって遠慮せずに聖獅子のブログ書いて良かった。
ビショ全勝だよ全勝。結果で示したのすごない?w
気分よくイキったところで終わります。ありがとうございました!